ファイヤー - ポケモン対戦考察まとめWiki|ポケモンスタジアム2

ファイヤー [編集]

No.146 タイプ:ほのお/ひこう
急所率  :16.2%
炎飛HP攻撃防御特殊素早合計種族値
ファイヤー901009012590495
リザードン78847885100425
高速移動バインドHP攻撃防御特殊素早合計種族値
ファイヤー901009012590495
カイリュー911349510080500
ギャロップ651007080105420

ばつぐん(4倍)いわ
ばつぐん(2倍)みず/でんき/こおり
いまひとつ(1/2)ほのお/かくとう
いまひとつ(1/4)くさ/むし
こうかなしじめん

準伝説、通称三鳥の一角であり、ほのお×ひこう複合。
三鳥の筆頭(?)として特殊125からの大文字で敵を焼き尽くす正統派アタッカー…としての活躍は難しい。
(自身より低レベルのルージュラなら、上から大文字で確1で焼き払うことはできるなど正統派アタッカーとしての活躍の場が無いわけではない。)

まともなひこう攻撃技を覚えることができず、ほのお技も等倍範囲はともかく抜群範囲が厳しい。
耐性に至っては、環境でよく見るこおりでんきみずいわ技を2倍以上で食らってしまい最悪レベル。
エスパー等倍、じめん無効は評価点であるが、上からダグトリオの4倍岩雪崩を食らう恐れもある。
いかに高種族値のファイヤーといえども、素早さは90と微妙なところもあって真正面からの撃ち合いは避けたいというのが本音である。

他ポケモンとの差別化要素は、バインド技+高速移動(+毒々)を両立するところにある。
第一世代の仕様で、先攻でバインド技を当て続ければ自身より鈍足のポケモンを完封できる。
相性差すらもひっくり返すことができる。
さらに、麻痺の素早さ低下を無視してランク補正を上げる高速移動で、先攻の範囲を広げることができる。
耐性は最悪だが、高種族値で弱点技も1,2回耐えられるほどの耐久はあるファイヤーなら強引に積むチャンスもそれなりにある。
この戦法のライバルはカイリューギャロップがいるが、ファイヤーは高火力・高特殊耐久・じめん無効という利点がある。
要所で毒々を撒き、隙をみて高速移動からの炎の渦でじわじわとなぶり倒し、たまに大文字で削りかトドメ。
これが第一世代のファイヤーである。



技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
だいもんじ120(180)85火傷30%タイプ一致技。高威力・命中不安。
初代ではかえんほうしゃを覚えない。
ほのおのうず15(22)70相手技不可高速移動・毒々とのコンボが強力だが命中不安。
第一世代ではバインド中の相手の交代は可能だが、技が出せなくなる。
先攻バインドから自身が交代すると、後攻ターンスキップできる。
物理技タイプ威力命中効果解説
そらをとぶ70(105)95タメ技タイプ一致技だが範囲がほのお技と被る上に、不利対面に逃げられやすい。
はかいこうせん15090行動不可みずほのお。大文字が通らない相手へのトドメ手段。
変化技タイプ命中解説
どくどく85対耐久などに。ほのおのうずで行動不能にして一方的ダメージを与えることも可能。
こうそくいどう-素早さ↑↑。低めのSを補強してバインドハメを通しやすくする。
麻痺した後に使えば素早さ1/4の効果を無視して素早さ計算がされる。

型考察 [編集]

バインドアタッカー型 [編集]

推奨Lv:55
確定技:ほのおのうず/こうそくいどう/だいもんじ
優先技:どくどく
選択技:はかいこうせん

先攻バインドハメで完封を狙っていく型。
高速移動を覚えるのがLv55なのでLv55固定。

高速移動を積めれば自身より高速のアタッカーでさえ完封の可能性がある。
1回使えばLv55マルマインも抜けるし、麻痺状態であっても麻痺の素早さ低下は踏み倒せる。
麻痺の素早さ1/4の効果を無視して、ランクアップ補正を使っての素早さ計算がなされる。
※1/4の確率で技が使えない効果は無視できない。

毒々でダメージを加速し、遂行速度の遅さをカバーできれば最高。
ただ、毒々+バインドを持ってしてもそれだけで削り切っていくのは困難がつきまとう。
大文字で事前に削るなりトドメに大文字を使う、場合によっては先攻バインドから自身が交代して安全に対面操作するなどして、
バインドハメに固執することなく柔軟に攻め立てたい。
基本的にはバインド+毒々で削ったほうが遂行速度は速まるが、
他の状態異常を優先したいなどで毒々の状態異常を嫌うなら、トドメ技の範囲を広げるために破壊光線があるといいだろう。


相性考察 [編集]

宿木の種を使えるフシギバナナッシーは良パートナーと言える。
毒々で宿木の種のダメージも加速できる。
うまくすれば、ファイヤーも宿木の種の恩恵に預かれるだろう。
 
猛毒状態のポケモンが交代すると、そのポケモンの状態は毒状態に後退してしまい、毒々を上から撒く事はできなくなるが、
バインド技もちのファイヤーなら毒状態のポケモンであっても炎の渦である程度遂行速度を稼げる。


対ファイヤー [編集]

注意すべき点
耐性は悪いがそれでも高種族値で受けることができるほどの耐久はある。
毒々と高速移動とを組み合わせた炎の渦でバインドハメをしてくる。
事前に麻痺を撒いても高速移動で実質無視してくる。
大文字の威力は強力で、ルージュラなら多くの状況で確1。
その他のポケモンに対しても、バインドハメで弱ったところにとどめでダメ押ししてくる。
対策方法
上から影分身や砂かけなどで事前に命中率を操作する。
炎の渦も毒々も大文字も命中不安なので効果は大きい。
弱点は多いので上から畳み掛ける。
通常の攻撃技はほぼ大文字頼りなのでみずポケモンで対抗したいが、
鈍足のラプラスはバインドハメを食らいやすいので注意。

外部リンク [編集]